会社を知る

トップメッセージ

人生100年時代をリードする世界企業を目指し、
全ての人に安全かつ快適な空間を提供する 

株式会社ユニバーサルスペース代表取締役 遠藤哉

創業のきっかけ、創業時の想いを教えてください。

はじまりは、介護リフォームをリフォームを希望するお客様の声から

遠藤 :

私は新卒で大手ハウスメーカーに就職し、現場監督として11年間勤務しておりました。その間、現場責任者としておよそ300棟の新築住宅を担当させていただきました。その中のおひとりが、介護保険を使ったリフォームを希望され、介護リフォームを経験しました。これが今の仕事を知ったきっかけになります。

介護業界のことは全く知らない中、介護業界には建築の知識が不足していることを知り、この業界で独立することを決めました。最初は「人・物・金・情報」全くない中でしたが、2009年に自宅の六畳一間から、株式会社ユニバーサルスペースを創業しました。

介護リフォームを全国に広げるため、フランチャイズ事業をスタート。現在では、チェーン累計で14万件の介護リフォームを行っております。

「人生100年時代をリードする世界企業へ」というビジョンに込められた想いをお聞かせください。

シニアマーケットは社会の主役に。高齢者が笑顔を取り戻す手助けを

遠藤 :

ご存じの通り、日本は世界に先駆けて超高齢社会を迎えており、国内消費の半分はすでにシニア層が担うなど、シニアマーケットは社会の主役となっています。

団塊ジュニア世代が今後、介護が必要になることを考えると、この市場はさらに拡大し、その重要性は増していくばかりです。私たちは、この大きな変化の波をチャンスと捉え、社会に対してより大きな価値を提供できる企業を目指しています。

当社の介護リフォーム事業は、高齢化社会が直面する在宅介護の課題を解決することに貢献しています。ご高齢者が住み慣れたご自宅で安心して、そして尊厳を持って自立した生活を送れるよう、手すりの設置や段差解消といったバリアフリー工事を行っています。大規模な工事ではなくても、「ちょっとした手助け」が、お客様の生活の質(QOL)を劇的に向上させ、心からの笑顔を取り戻すことにつながるのです。

この仕事の最大の喜びは、何よりもお客様から直接「ありがとう」と感謝の言葉をいただけることです。この瞬間に、私たちは社会に貢献できているという確かな手応えを感じ、その強い想いが私たちの活動の原動力となっています。だからこそ、私たちは「胸を張って語れる仕事」を追求し、社会から必要とされるこの事業をさらに拡大していく意義を感じています。

現在、当社は年間工事件数日本一、全国100店舗を超えるフランチャイズ展開を達成し、累計14万件以上の介護リフォームの実績を積み上げてまいりました。

そして今、私たちは上場を目指し、この社会性の高い事業をさらに大きく発展させようとしています。介護リフォームは景気に左右されにくい公共性の高い仕事です。その安定的なサービス提供を通じて、日本の明るい未来を創造するという使命感を胸に、これからも挑戦を続けてまいります。

介護リフォーム事業が、お客様の人生や社会全体にどのような変化をもたらしていると感じますか?

「できる限り自宅で暮らし続けたい」という願いを実現する

遠藤 :
代表取締役遠藤哉 正面

私たちの介護リフォーム事業は、お客様の人生、そして社会全体に大きな変化をもたらしていると実感しています。例えば、ご高齢者の方々が「誰かの力を借りずに、自分の足でトイレまで行く」といった日常を取り戻し、ご自身の尊厳を保ちながら生活できるようになることこそが、この事業の最も重要な価値だと考えています。

私たちは、介護保険制度の対象となる手すりの取付や段差の解消といったリフォームを通じて、この課題を解決しています。これらの「ちょっとした手助け」が、ご高齢者の方々に介助者の手を借りずに自分のペースで移動できる自由をもたらし、「できる限り自宅で暮らし続けたい」という願いを実現する基盤となります。

その結果、お客様の生活の質(QOL)は大きく向上し、心からの「笑顔」が生まれます。お客様から直接「ありがとう」という感謝の言葉をいただく瞬間は、私たちの仕事の最大のやりがいであり、社会貢献性を強く実感しています。

また、ご高齢者の自立は転倒事故の防止にも繋がり、介護を担うご家族の精神的・身体的負担の軽減にも貢献します。

このように、私たちの介護リフォームは、単なる住環境の改善に留まらず、お客様一人ひとりの尊厳を守り、より安全で快適な生活を支える、社会性の高い事業であると確信しています。

介護業界やリフォーム業界は、ともに「きつい」「専門知識が必要」というイメージを持たれることも多いと思います。貴社ではどのようにそのイメージを払拭していますか?

研修と業務効率化により、未経験でも質の高い提案ができる体制づくりを

遠藤 :
介護業界やリフォーム業界には「きつい」「専門知識が必要」というイメージが先行しがちですが、株式会社ユニバーサルスペースでは、以下の取り組みでその払拭に努めています。
 
  1. 「難しいリフォームではない」
    私たちは、介護リフォームが一般的な大規模工事とは異なり、主に介護保険の対象となる手すりの取付や段差の解消など、ご高齢者の日常生活における「ちょっとした手助け」が中心であると説明しています。これにより、過度な専門技術よりも、お客様の生活改善に寄り添う姿勢が重要であり、大きな感謝をいただけるやりがいのある仕事であることを伝えています
  2. 充実した研修制度とノウハウの標準化
    介護や建築の経験がない方でも安心して活躍できるよう、充実した研修制度とノウハウの標準化に力を入れています。新入社員や全国の店舗向けに研修を実施し、業界未経験者でも早期にプロとして自立できる教育体制を構築しています。また、福祉住環境コーディネーターなどの資格取得のバックアップなど、社員のキャリアアップもサポートしています
  3. DX化やAI活用による業務効率化と負担軽減
    当社では早くからITやAIを活用した業務のDX化を進め、社員の負担軽減と業務効率化を図っています。特許取得済みのオリジナルAIアプリにより、通常手間のかかる見積もりや図面作成がその場で行うことができ、さらにAIを活用した申請書類(住宅改修が必要な理由書)作成アプリも特許を取得し、行政手続きの負担を軽減しています
    これらのシステム化により、未経験者でも早期に質の高い提案ができるようになり、社員がお客様一人ひとりに向き合う時間を増やすことに繋がっています 。

「失敗を恐れずに挑戦できる」貴社ならではの「チャレンジ精神」を後押しする企業文化についてお聞かせください。

「失敗しても成長できる環境」が社員の安心につながる

遠藤 :
「失敗を恐れずに挑戦できる」という私たちの企業文化は、以下の3つの柱で成り立っています。
 
  • 若手も新規事業や部門立ち上げに参画できる環境
    私は、社員には現場で介護リフォームプランナーとしての経験を積んだ後、フランチャイズ事業やIT事業、さらには新規事業へのステップアップの機会を積極的に提供しています。入社3ヶ月で現場の最前線で提案を行う若手社員もいれば、研修を通じて「社員でも思いつかない新しい発想を次々と生み出す」新卒メンバーもいます。上場を目指す成長企業として、5年後の幹部候補社員の育成にも力を入れており、若手社員が多様な業務や新たな事業展開に挑戦できる機会を豊富に用意しています。
  • 「失敗しても成長できる」風土
    私は常々、「失敗しても成長できる環境」と話しています。失敗を恐れず、新しいことに挑戦すること、そしてその失敗を糧に成長できるという考え方を示しています。社員が安心して新しい一歩を踏み出せる企業文化を醸成しています。
  • 社員のアイデアを尊重し、積極的に議論する姿勢
    年齢や役職に関係なく、オープンに意見を交換し、議論できる環境です。「元気で、クリエイティブ、アクティブなフレッシュな方」、つまり既存の枠にとらわれない新しい発想やアイデアを持つ人材を求めています。学歴よりも人柄を重視し、社員一人ひとりのアイデアや個性、そして挑戦する気持ちを何よりも大切にしています。
このように、ユニバーサルスペースでは、社員が安心して、そして存分にその力を発揮し、共に成長していける文化を築いています。

「仕事のやりがい」と「プライベートの充実」を両立できるよう、どのような工夫や制度を設けていますか?

安心して長く働ける場を提供する

遠藤 :
当社では、社員の皆さんが仕事にやりがいを感じながらも、プライベートも充実できるよう、様々な工夫や制度を設けています。私たちは、挑戦を後押しするだけでなく、「安心して長く働ける環境」を提供したいと考えています。
具体的には、以下の取り組みがあります。
  • 奨学金返済サポート制度、家賃補助
    社員の皆さんが安心して生活基盤を築けるよう、奨学金返済サポート制度(毎月2万円、最長3年間支給)家賃補助(最大3万円、または家賃の半分を条件に応じて支給)といった福利厚生を用意しています。これは、特に若手社員の経済的な負担を軽減し、仕事に集中できる環境を整えたいという私の想いから来ています。
  • 残業時間削減への取り組み
    当社の月平均残業時間は30~40時間と、業界内でも比較的抑えられています。業務効率化のため、支援アプリを独自開発・導入することで、負担を軽減しています。また、「ノー残業デー」を設けるなど、社員が定時で帰りやすい環境を整えています。無理なく長く働けることも重要だと考えています。
  • 年間休日123日、週休2日制、長期休暇
    年間休日は123日を確保し、週休2日制はもちろん、GW、年末年始、夏季休暇といった長期休暇も充実させています。社員がしっかりリフレッシュできる時間を確保することで、仕事へのモチベーションを維持し、よりクリエイティブな発想が生まれると考えています。
  • 社員旅行、報奨金制度
    社員の皆さんの頑張りに応えるため、報奨金制度を設けています。また、日頃の労をねぎらい、社員同士の絆を深めるために社員旅行も実施しています。これらの制度は、社員が「この会社で働いてよかった」と感じ、誇りを持って仕事に取り組めるような、ポジティブな企業文化を育む上で欠かせないものだと思っています。
私たちは、景気に左右されにくい公共性の高い介護リフォーム事業を通じて社会貢献を果たしながらも、社員一人ひとりの「幸せな人生」と「成長」を両立できる環境を提供し続けていきたいと考えています。

求職者に向けてのメッセージをお願いします。

私たちと一緒に、快適生活を広げるために

遠藤 :

私たちは「快適生活を創る」という経営理念を掲げております。
全国には、普段の生活でお困りの方がたくさんいます。そのような方に、少しでも快適生活を提供できるような会社になりたいと思っております。

この理念を実現するため、私たちは次のような人材を求めています。

  1. 「誰かの役に立ちたい」という想いのある方
  2. 「社会に貢献したい」という想いのある方
  3. 自分や家族が高齢者になった時に、少しでも明るい日本にしたいという想いのある方
  4. 真面目で誠実な人柄の方
  5. チャレンジ精神のある方
 このどれかひとつでも当てはまる方は、ぜひ一度、会社を見に来ていただければと思っております。
PROFILE

代表取締役 遠藤哉

経歴

1998年 積水ハウス株式会社 入社

2009年 当社設立、代表取締役に就任(現任)

大手ハウスメーカーにて新築の注文住宅の現場責任者として約300棟の引き渡し実績。
現在は介護リフォーム専門のフランチャイズ事業「介護リフォーム本舗」の代表者として事業展開しております。

一般社団法人日本福祉住環境整備協会 代表理事
一般社団法人神奈川ニュービジネス協議会 副会長

保有資格

  • 一級建築士
  • 一級建築施工管理技士
  • 一級土木施工管理技士
  • 宅地建物取引主任者
  • 福祉住環境コーディネーター2級
  • エコピープル
  • 神奈川県震災建築物応急危険度判定士
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